およそ、６カ月から２才の乳幼児が罹患します。突発性発疹のウイルス herpesvirus-6B（HHV-6B）・HHV-7感染が原因です。このウイルスに一度感染した人は唾液腺から生涯にわたりウイルスを排泄し続けます。突然発熱し、３日程熱が続きます。発熱以外の症状として下痢があります。大泉門ば膨隆することがあります。咳・鼻汁はありません。３日後位に熱が下がります。そして、胴体に発疹が出ます。発疹出現と同時にとても機嫌が悪くなります。発疹は胴体から首・腕に広がります。顔・下肢にはあまり発疹は出ません。３日程で発疹は消えます。発疹が消えるころには不機嫌は改善します。一般的に、解熱剤以外に薬は処方しません。約１０％に熱性けいれんをおこします。まれに脳症を合併します。