症状：最初に熱がでることがあります。その後、手足と口の中に赤いブツブツやみずぶくれができます。ひじ・ひざに水ぶくれが出来ることもあります。
原因：夏かぜのウイルスが感染します。
☆コクサッキーウイルスA６ みずぶくれが大きく、数週間後爪の脱落がおこることがあります。
☆コクサッキーウイルスA１６
☆エンテロウイルス７１ 髄膜炎・小脳失調症・脳炎の合併が多いです。
潜伏期間は３－５日です。
感染経路は飛沫感染と接触感染です。糞便からも感染します。
まれに髄膜炎になることがあります。
①頭痛
②嘔吐
③おへそを見ようと首を曲げるとうなじが痛い。（へそを見ることが出来ない）
①・②・③の症状があれば髄膜炎の可能性があります。髄膜炎になれば、入院が必要です。
予防接種：解熱・発疹消失後１週間は予防接種を受けないようにしましょう。
通学・通園：食欲不振・発熱・疲労感・下痢・頭痛などの症状どれもなく元気であれば通学・通園禁止とはなりません。
リンク集
国立感染症研究所（手足口病とは？）
日本小児皮膚科学会（登園可能？）
総説手足口病（論文：秋田大学）
手足口病遺伝子診断（論文：大阪府立公衆衛生研究所）
