子宮頸がんの多くはヒトパピローマウイルス感染が原因と考えられています。
アメリカでは８０％以上の若い女性がヒトパピローマウイルスに一度は感染すると言われています。
ヒトパピローマウイルスは１００種類以上あります。それぞれ番号がついています。
そのうち、１６・１８が最も子宮頸がんになりやすいウイルスと言われています。
その他に３１・３３・３５・３９・４５・５１・５２・５６・５８・５９・６８・７３も子宮頸がんの原因ウイルスと考えられています。
市の助成で接種可能なワクチンは３種類あります。サーバリックス・ガーダシル・シルガード９です。
サーバリックスは１６・１８
ガーダシルは１６・１８と６・１１
シルガード９は１６・１８・３１・３３・４５・５２・５８と６・１１
に感染予防効果があります。
６・１１は尖圭コンジローマという皮膚病の原因となるウイルスです。
サーバリックスの投与回数３回、投与間隔０，１，６ヶ月後です。
ガーダシルの投与回数３回、投与間隔０，２，６ヶ月後です。
シルガード９の投与回数３回、投与間隔０，２，６ヶ月後です。
なお、９才から１４才の方はシルガード９の投与回数を２回、投与間隔０，６ヶ月後とすることも可能です。
なお、シルガード９は２０２３年４月から接種可能となりました。