分子量1000以下の化学的反応性に富む化学物質（ハプテン）が皮膚に入ってきます。ハプテンは皮膚に存在する蛋白と結合し完全抗原となります。体の兵隊のリンパ球がその抗原と何度も出会ううちに、その抗原を敵と認識するようになります。すると、リンパ球が体の兵隊をたくさん皮膚に呼び集め、皮膚で体の兵隊とその抗原の戦いが始まります。体質が変わったように、今まで大丈夫だったものに突然かぶれるようになります。皮膚は赤くなり、はれて、かゆくなります。ブツブツや水ぶくれができます。いわゆる、かぶれが起こります。